無理のない住宅ローンを組むポイントは、まず予算オーバーを抑えることです。
どんな金利の低い条件の良いローンを組んだとしても、元々の借入額が増えてしまえば、返済の負担は大きくなってしまいます。そしてもう一つは、頭金を増やす方法を考えることです。
家づくりには建物本体工事費以外に、ガス工事や屋外電気工事、地盤や基礎の補強工事などの「付帯工事費」、住宅ローンにかかる融資事務手数料や各種税金などの「諸費用」がかかってきます。
これらを足した総費用と、建築中にかかる仮住まいや引越し費用、新しい家具や家電製品の購入費用を合わせて、あらかじめ想定していた予算とのバランスを確かめましょう。
なるべく予算内に収めることが、無理のない住宅ローンを組むための最大のポイントです。
現在の住宅ローンの代表格は、長期返済・固定金利タイプの「フラット35」。
また、最近は民間の銀行、信金、信用組合、生保、JAなども様々な住宅ローンを扱っています。
こうした金融機関では、100%融資も可能になってきていますが、どこで借りる場合でも、年齢・年収・勤続年数・現在の借入等によって審査が必要となります。
住宅ローン減税とは、簡単に言えば、家を買うと 収めた税金の一部が戻ってくる(控除される)制度です。2012年12月末日までに住宅を取得・入居すると10年間にわたって、最大400万円まで控除されます。
※住宅ローン減税を受けるためには、所得や住宅が一定の条件を満たしている必要があります。