石綿(アスベスト)とアイフルホームの住宅について
石綿(アスベスト)に関して、アイフルホームの住宅にお住まいの皆様方やアイフルホームでお住まいをご検討されている方々に安心してお住まい頂くため、お知らせいたします。 なお、現在アイフルホームで発売しております住宅商品には、アスベストを含んだ建材は使用しておりません。
石綿とは
天然にできた鉱物繊維で、熱に強い、摩擦に強く切れにくい、酸やアルカリに強いなど、丈夫で変化しにくいという特性を持っています。
石綿の危険性
石綿は丈夫で変化しにくい為、吸い込んで肺の中に入ると組織に刺さり、15〜40年の潜伏期間を経て、肺がんなどの病気を引き起こす恐れがあります。
実用的に使用されたものにクリソタイル(温石綿、白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)があり、特に、アモサイトとクロシドライトの2つが有害性が高いとされています。
しかし、製品化されたものはセメント等で石綿を固定してある為、切断等の加工をしない限り影響を及ぼすことはありません。
石綿に係る主な法規等
労働安全衛生法(H16.10) | 住宅屋根用化粧スレート、繊維強化セメント板(スラグせっこう板、けい酸カルシウム板など)、窯業系サイディングなどの石綿含有製品の輸入、製造、使用を禁止。 |
石綿障害予防規則(H17.7) | 建築物等の解体に係る対策、建築物に吹き付けられた石綿の管理が義務付け。 |
石綿を含んだ製品
1970年(S45)から1990年(H2)にかけて多くの石綿が輸入されており、この時期の建築物には石綿製品が多く使用されています。
現在は輸入、製造、使用が禁止されていますが、今後石綿製品を使用した建物の解体が増加するので、解体工事従事労働者の健康障害が懸念されています。
使用部位 | 材料 | メーカー | メーカー対応 |
屋根材 | 軽量スレート瓦 | クボタ松下電工外装 (旧クボタ製品) |
H13.12(グリシェイドNEO)より無石綿 |
ニチハ | 発売当初より無石綿 | ||
外装材 | 窯業系サイディング (破風、幕板等含む) |
旭トステム外装 (旧トステム製品) |
アイフルホーム向け外壁材、装飾部材ともに当初より無石綿 |
旭トステム外装 (旧旭硝子外装建材製品) |
H1.2より全商品無石綿 | ||
東レACE | H10.10より全商品無石綿 | ||
ニチハ |
アイフルホーム採用当初より無石綿 (S56.5より全商品無石綿) |
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クボタ松下電工外装 (旧クボタ製品) |
H7.7より無石綿 | ||
破風、幕板等 |
倉敷紡績 | アイフルホーム採用商品は当初(H10)より無石綿 | |
軒天材 | スラグせっこう板 | 日本防火ライト工業 | エクセルボード、エクセルキングはS54〜H12.11までの製品に含有 アスノン、アスノンキングは無石綿製品 |
けい酸カルシウム板 | 神島化学工業 | アイフルホーム採用当初より無石綿 | |
内装材 | けい酸カルシウム板 < キッチンパネル> |
神島化学工業 | アイフルホーム採用当初より無石綿 |
※ 上記建材はアイフルホーム標準採用の主な状況です。上記建材以外にも製造時期等によっては石綿を含有している可能性があります。詳しくは各メーカーホームページ等ご参照下さい。
アイフルホームの対応
(1)現在は石綿を含んだ建材は使用しておりません。
過去には時期により石綿を含んだ建材を使用しておりましたが、建材中に含まれる製品化された石綿は全てセメントや接着剤等により固形化しているので飛散する心配はなく、お客様には安心してお住まい頂けます。
(2)解体工事をする場合、アスベストが空気中に飛散する可能性があります。アイフルホームでは解体業者に対し、解体する建築物の石綿含有建材の使用状況等(設計図書等)を通知するよう努めます。また、解体業者が石綿による健康障害防止の為の措置に支障がないよう配慮します。