子育てにマニュアルも、リハーサルもありません。
いつも、ぶっつけ本番ですから、失敗はあります。ですから自分を責めすぎないでください。
自分を責めて、そこにエネルギーをかけてよしとするより、
改善策をみつける知恵にしていきましょう。失敗こそ、知恵の宝庫です。
そして、くよくよしないこと。ママにはくよくよしている時間はありません。
勇気を出してごめんなさいの手紙を書いてしまうとか、信頼できる人に知恵をもらうとか、
迷ったらジーっと逡巡するよりも行動して体で学ぶほうがいいのです。
どうなったら怖いのか。何が怖いのか、とって食われるのか、どのくらい迷惑かけるのか。
それは本当に迷惑なことなのか、考えられるだけ考えて覚悟して準備して体当たりです。
絶望は、自分が決めたときしかやってきません。
波立つ心を静めてじっと目をこらすと霧が徐々に晴れて道が見えてきます。
絶対もうおしまい、閉じられたドアは、二度と開かないと思いがちですが、
決め付けないで結果を恐れずやるだけのことをやりましょう。
転ばない子どもは歩けるようにならないのですもの。私たちは成長する生き物ですから、
ずっと転び続ける子どもなのです。今日も体当たり、明日も体当たり。
自然教育や環境教育のバイブルとも言われ、今や幼児教育をはじめ様々な分野で注目されるレイチェル・カーソン著「センス・オブ・ワンダー」を日本に紹介したファシリテイター。またビデオジャーナリストとしても地球環境や人権、国際関係をテーマにしたドキュメンタリー作品を多数制作。企業や地方自治体の環境イベントの演出を担当。舞台演出家としても積極的に翻訳と演出活動を行い高い評価を得ている。
子どもの中にある「感じる力」「考える力」「伝える力」「学ぶ力」「遊ぶ力」・・・
いろんな力をひきだすこと、それは、親が子どもといっしょに「感じること」「学ぶこと」「考えること」。
今私は、子どもを育てるということは、育てながら、親も育っていくということであったと、
これまでを振り返っています。子どもを持って最初から、完全な親というものはなく、親として子育てに参画することで、成長し、強くなり、物事を広く、深く見つめる姿勢が養われ、子どもたちが広めてくれた地域の人々との交流によって、自分が今いる場所や、自分の周りにいる、自分と同じ悩みや心配を抱えている親御さまたちと人生を支えあうことを教えてもらったような気がしています。
まさに、育てることは、育てられること。家族は、共にグローイングするもの。それは、今思えば、思っていたよりも早く過ぎるものでしたが、しかし同時にたくさんのかけがえのない思い出をつくる共同作業であったと思います。子どもたちと、学びあったこと。それが、4つの「きょういく」になっています。
科学技術ジャーナリスト、「世界一受けたい授業」講師。ユニバーサルデザインに基づく製品開発、地域開発を手掛ける。「生命地域主義」「千年持続学」を積極的に提唱し、地方自治体や中国の産業創出プロジェクトや地域ならではの産業技術、人材、地域資源による「ものづくり」プロジェクトの運営、環境技術関連の地域資源データベース構築の事業にも参画する。経済産業省産業構造審議会、グッドデザイン賞審査委員を務める他、2007年から設立されたキッズデザイン賞の審査委員長として、子ども基準、子ども目線のものづくりを牽引している。
小さなフラワーベッドから、庭づくりを始めてみませんか。子どもが小さい時は、砂場としてもいい。お手伝いができるようになったら、お花畑や菜園にしていっしょに楽しんでいく。大きさが小さいから、子どものライフステージや、その時その時のライフスタイルに合わせて、かえてみることも簡単です。
2004年、創立200周年を迎えた英国王立園芸協会主催の「チェルシーフラワーショー」でシティーガーデン部門において、ベストガーデン賞、シルバーギルトメダル賞を日本人ではじめて同時受賞し、NHKおかあさんといっしょの「へんし〜ん」コーナーの制作を担当する自然環境学習ワークショップ「FOREST FARM」の主宰者。