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首すわりはどういう状態でいつから?遅い子の原因や練習方法と注意点

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目次

赤ちゃんの首が自由に動かせる状態になる「首すわり」。安心して縦抱きができるようになるため、待ち遠しいというママさんも多いのではないでしょうか。

今回はいつごろに首がすわるのか、そして首すわりのための練習方法や注意点について解説していきます。

首がすわるってどういう仕組み?どういう状態?

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「首すわり」というのは、赤ちゃんが大人に頭を支えてもらわなくても、自分で頭を安定させられる状態のことです。

赤ちゃんの頭を支える筋肉が成長し上半身が安定してきて、頭を上げられるようになるという仕組みです。

下記のような様子がみられると、首がすわっているかを確認することができます。

  • うつ伏せ状態から頭を上げられるようになる。
  • 縦抱きの際、大人が後頭部を支えていなくても首が安定した状態である。
  • 仰向けの赤ちゃんの両手をゆっくり引き起こすと、首がついてくる。

赤ちゃんがうつ伏せ状態から、自分で頭を上げられるようになることで、首がすわっているかを確認することができます。

首がすわるのはいつ?早い子と遅い子の原因は?

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赤ちゃんの首がすわる前兆や時期はいつなのか気になりますよね。早い子であれば、生後2カ月〜3カ月で首がすわる子もいるそうです。

厚生労働省の平成22年の発達調査結果(※1)によると、生後4カ月~5カ月未満の赤ちゃんの90%以上に首のすわりがみられるとされています。

赤ちゃんの成長は個人差がとても大きいものなので、首すわりが早い子もいれば遅い子もいます。

首すわりのタイミングは、あくまで目安です。予定日より早く生まれた子や、頭のサイズが平均より大きい子は、首すわりがゆっくりということもよく聞かれることですので、首すわりが遅いと、心配しすぎないようにしましょう。

また、下記のような疾患がある場合は、運動発達が遅れることがあり、首すわりが遅くなることに影響している可能性があります。

  • 染色体異常
  • 脳性まひ(胎児期〜新生児期に受けた脳の損傷によるもの)
  • 脳の疾患
  • 脊髄の疾患
  • 筋肉の疾患
  • 先天性代謝異常症

など

ですが、このような疾患が診断されておらず、原因も特にわからないまま、遅れて運動発達が追いついてくることもよくあることです。

赤ちゃんの発達は個人差が大きいものですので、心配しすぎる必要はありませんが、生後6カ月を過ぎてもなかなか首がすわらない場合や、気になることがある場合は、かかりつけの小児科で相談してみると良いでしょう。

参照:※1 厚生労働省. 「乳幼児身体発育調査 平成22年度」(P9)

首すわりを促す練習は?

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首がすわるように促す方法をご紹介します。

首すわりは、基本的に赤ちゃん自身のペースでできるようになるものです。あくまでも、赤ちゃんの負担にならないように練習することが大切です。

また練習をする際は、周りの環境を整えて、危険がないかをしっかりと確認した上で行いましょう。

うつ伏せあそび

赤ちゃんを安全な場所にうつ伏せ状態に寝かせ、いろんな方向から声をかけてみましょう。

赤ちゃんが声に反応して、頭を持ち上げる動きをします。この動きによって首の筋肉の発達を促すことに繋がります。

最初は1分くらいから始めて、赤ちゃんの様子に合わせて少しずつ時間を伸ばしていくと良いでしょう。あくまでも、赤ちゃんのペースに合わせて練習してくださいね。

縦抱き

縦抱きの時間を少しずつ増やしていくことも、首すわりを促す練習になります。

生まれてからずっと横抱きで過ごしてきたあかちゃんも、縦抱きにすることで、首の筋肉の発達を促すことに繋がります。

大人と向き合ってピッタリとくっつくような姿勢が安定できて、赤ちゃんも安心できるのでおすすめです。

横抱きとは見える景色も変わって、赤ちゃんの刺激にもなるでしょう。

授乳をしている方は、縦抱きの姿勢での授乳もおすすめです。

おもちゃあそび

赤ちゃんを仰向けの状態で寝かせて、おもちゃを見せて興味を引いてみましょう。音の鳴るおもちゃなどもおすすめです。

赤ちゃんがおもちゃに興味を持って目で追っていたら、おもちゃを左右や横にゆっくりと動かします。目でおもちゃを追いかけることで、首を動かし、首すわりの練習になりますよ。

首すわりの練習時期の注意点

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首すわりの練習時期は、まだ首がすわっていない状態です。

赤ちゃんが安全に過ごせるように、首がすわる前にやってはいけないこ注意点についてご紹介します。

うつ伏せ寝をさせない

首すわり前の赤ちゃんは、うつ伏せ状態から自分で頭を持ち上げることができません。

口や鼻が塞がって窒息に繋がる危険があるので、必ず仰向けの状態で寝かせるようにしましょう。

また、柔らかすぎる布団なども、埋もれて口などが塞がる可能性があるので注意しましょう。

無理に縦抱きをしない

首すわり前の抱き方は、基本的に横抱きです。無理に横抱きをするのはやめましょう。

赤ちゃんは、首すわり前でも、頭を支えてあげることで縦抱きすることは可能です。ですが、首すわり前の縦抱きは首への負担が大きいので、無理にしないようにしましょう。

たかいたかいをしない

赤ちゃんをあやすといえば、たかいたかいをするイメージがある方も多いのではないでしょうか?

しかし、首すわり前の赤ちゃんをたかいたかいするのはとても危険です。

必ず、首がすわってから行うようにしましょう。

首を通す服を着せない

首すわり前は、前開きの服を着せてあげましょう。

頭からかぶる服の場合、着脱の際、頭が不安定になり、首などに負担がかかる可能性があります。

椅子に座らせない

首すわり前の赤ちゃんは、頭が重いのでとても不安定な状態です。椅子に座らせると、倒れ込む危険性があるのでやめましょう。

基本的な成長段階として、赤ちゃんは首がすわったのちに、お座りができるようになります。

首など体がまだ成長の途中の段階で無理な姿勢をさせるのは、赤ちゃんにとって、とても大きな負担になります。椅子は首が完全にすわってから使うようにしましょう。

赤ちゃんの首がすわってからも注意が必要

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赤ちゃんの首がすわってきたかな?という頃にも注意が必要です。

赤ちゃんの成長は段階的で、首すわりも徐々に安定していき完了します。首がすわると縦抱きができるようになり、抱っこもしやすくなりますよね。

ですが、首がすわったかなと思っても、まだまだ不安定な可能性もあります。1ヶ月程度は様子をみて、抱っこをするときは手を添えて首を支えてあげましょう。

また、抱っこ紐も赤ちゃんの成長段階に合ったものを使うことが大切です。

成長段階に合っていないものを使用すると、赤ちゃんの首に負担がかかります。しっかりと首がすわるまでは、首を支えるために適した抱っこ紐を使用するようにしましょう。

まとめ

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赤ちゃんの首すわりは、発達段階のひとつです。

首がすわると、抱っこやお風呂などがしやすくなるので、早く首がすわらないかなと思うかもしれませんが、赤ちゃんの成長は個人差がとても大きいものです。

焦らずに、赤ちゃん自身のタイミングに合わせて、成長を楽しみながら見守ってあげましょう。

ご紹介した、首すわりを促す運動なども楽しく取り入れながら、赤ちゃんの成長を楽しんでくださいね。

アイフルホームでは「子ども目線、子ども基準の家づくり」に取り組んでいます。

子育ての負担をできるだけ減らしたい、家族で住みやすい家で暮らしたいと思われましたら、こちらから詳細をご覧ください。

https://www.eyefulhome.jp/concept/kids/

この記事を書いた人
yucco
yucco

愛知県在住。5歳児の母。
子育て経験を活かして、「リトル・ママWeb」などで執筆。
子どもを育てる全てのママのチカラになりたい!
現在、ライター×子育てを活かしたサイトをつくるため、WEB制作を勉強中。

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