小学生になると、親と離れて行動する場面が増えてきます。そんな時、頼りになるのが、子ども用GPSです!
この記事では、小学生におすすめの子ども用GPSの基本情報や、おすすめの子ども向けGPSグッズをご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。
親も子もあると安心なGPS 子どもを取り巻く環境
小学生にGPSは必要?
世界の他の国と比べて、日本は安全な国である、というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
しかし実際は、安全と言われている日本では、子どもへの犯罪が意外と多いのが実情なのです。
子どもの行方不明も多く、ニュースを見て我が子の心配をすることもあるのではないでしょうか?
小学生になると、子どもだけで行動する機会が増え、行動範囲も増えるため、把握するのが大変になりますよね。
これらを踏まえて上で考えてみても、もしものことを考えて、小学生にGPSはあった方が良いと言えるでしょう。
子どもに持たせる理由を説明して理解してもらう
子どもにGPSを持たせる理由を、親子でしっかり話し合いましょう。
GPSは、事故や事件から自分を守るための、大切なものであることを理解することが大切です。
親と離れて行動することに慣れていない低学年の子どもも、GPSを持っていれば、居場所を知らせることができるとわかれば、安心に繋がるでしょう。
GPSは、もしものために、ないと困る大切なものであることを認識してもらいましょう。
学校に持ち込み可能か確認する
GPSを小学校に持って行っていいの?と気になる方も多いでしょう。
今は、子ども用GPSやキッズスマホなど、様々な子ども用の通信機器があります。
そんな中でも、子ども用GPSは、小学校への持ち込みOKな場合がほとんどです。しかし、子ども用GPSの持ち込み禁止の学校もゼロではないので、子どもの通う小学校へ確認しておくと良いですね。
また、GPSは安全の為の大事なもので、おもちゃではありません。子ども自身がおもちゃにしてしまったり、お友達にいたずらされないように注意が必要であることも、子どもに伝えましょう。
子ども用のGPSの種類
GPSには大きくわけて3種類のタイプがあります。
メリット、デメリットとともに特徴をみて、ご自身に合ったタイプを選んでくださいね。
・単機能タイプ
単機能タイプは、3タイプの中で、一番シンプルな機能のタイプです。
現在地情報や、移動の履歴をスマホやタブレットアプリの地図上に表示させる仕組みになっています。
本体にボタンなどがついていないため、誤作動を起こす心配がありません。
機能だけでなく、つくりもシンプルなので、小型のものが多く、バッテリーの持ちが良いのが特徴です。
・一方向タイプ
一方向タイプは、現在地情報と移動履歴を表示させる機能に加えて、GPS端末のボタンを押すことにより、GPSから、スマホへ現在地情報を送ることができます。
子どもが「怖い、危ない」と感じたら、すぐにボタンを押すことで、子どものピンチにすぐに対応することができます。
単機能タイプと同じで、音が出ないので安心です。位置情報を送るボタンがついているので、単機能タイプに比べて、少しサイズが大きくなり、バッテリーの持ちにも影響がでます。
・双方向タイプ
双方向タイプは、GPS端末と、スマホの双方向から、現在地情報や音声メッセージを送受信できる仕組みです。
万が一の時に便利な機能がたくさんありますが、その分本体のサイズが大きく、バッテリーの消費も早いのが特徴です。
また、本体にランプや音が出る仕組みや、音声メッセージのやり取りが可能であることから、双方向タイプは、持ち込みが禁止されている学校もあり、確認が必要です。
GPSのメリットや選び方について
GPSのメリット
GPSを子どもに持たせるメリットは、まずなにより、離れていても、子どもの現在地を把握出来ることですね。
学校や習い事に行っている時だけではなく、一緒に出掛けた先で迷子になった!なんて場合にも役に立つでしょう。
スマホなどと違って、機能がシンプルなものが多いので、キッズ携帯などよりも、費用が安いというのも嬉しい点ですね。
もしもの時の緊急連絡も、ボタン一つ押せば連絡できるので、子どもにも操作しやすくわかりやすい点も良いですね。
子ども向けGPSの選び方
・料金(本体価格、月額使用料など)
子ども用GPSの料金体系は、
「本体+月額料金」タイプと、「買い切り(月額無料)」タイプの2つのタイプになっています。
ほとんどが、「本体+月額料金」タイプになっており、毎月利用料金を支払いますが、買い替えなどがしやすいというメリットもあります。
・位置情報の精度と更新時間
GPSは人工衛星を利用して位置を特定できる仕組みですが、利用している人工衛星が多いほど、位置情報の精度は高くなります。利用している人工衛星の数も、GPSを選ぶ際はみていくと良いですね。
位置情報の更新時間に関しては、1分〜3分など様々ですが、時間間隔が短いほど、リアルタイムに近い情報がわかります。より正確な情報が必要と考える場合は、更新時間が短い間隔のものを選びましょう。
・通知ボタンのあるなし
「通知ボタンなし」
最もシンプルなもので、基本機能のみで、気軽に使えるのでおすすめです。
単機能で通知がないので、一番学校への持ち込みが問題ないタイプと言えます。
「通知ボタンあり」
GPS本体にあるボタンを押すと、親がもつスマホへ通知がいく仕組みになっています。
もしもの時に、すぐに通知がくるようにしたいという方には通知ボタンのタイプが良いでしょう。
・メッセージや音声でのやり取りが可能か
メッセージや音声で双方から連絡がとれるタイプです。通知ボタンあり、なしのタイプに比べて機能も多く、一番安心なGPSでしょう。
ただ、このタイプは、小学校への持ち込みが禁止の場合もあるので、学校に確認が必要です。
まとめ
小学生になると、子どもの行動範囲はぐっと広がって、ますます社会が広くなっていきますね。
子ども用GPSがあれば、もしも!の時だけに限らず、日常生活の中で、子どもも親も安心を得ることにつながりますよね。
さまざまな機能のGPSの中から、重視したい機能をみていって、最適なGPSを見つけてくださいね。