プリーツリボンが素敵な「ロゼット」。見ているだけで、華やかな気持ちになりますよね。そんなロゼットですが、意外と簡単に自分でつくることができるんです!身近な材料で作ることができますよ。かわいくておしゃれな「ロゼット」の作り方をご紹介します。
ロゼットとはどういうもの?
出典:ハンドメイド教室petit fleurより
ロゼットとは、元々は地表に葉を平らに並べた植物の状態をあらわす言葉で、「小さなバラ」という意味を表しています。その形をもとに、リボンなどをバラの形にして勲章の形にしたものが、今ではロゼットと呼ばれています。
結婚式での席札や飾りであったり、マタニティーマークをロゼットにしたものが人気で、目にしたことがある方も多いでしょう。
ロゼットのつくりかた
出典:ハンドメイド教室petit fleurより
ロゼットは、セリアなどの100均で手に入る材料や、専用のロゼットメーカーを使って、ロゼットを作ってみましょう。
100均で作るロゼット
100均に売っている既製のプリーツリボンをつかえば、リボンをフリルにするときに縫わないで済むので、ロゼット作りがグッと簡単になります。材料も手に入れやすく、作り方もとてもシンプルです。ハンドメイドを始めてみたいというかたにもおすすめですよ。チュールフリルを重ねたり、小さなリボンなどのお好みのパーツを飾り付けてアレンジするのも楽しいですよね。
出典:楽天市場
材料
- プリーツリボン
- 厚紙
- 好みの缶バッチ
- ブローチピン
- グルーガン(両面テープ、接着剤でもOK)
作り方
- 缶バッチより1~2周り大きい円を厚紙で切り出す
- 切り出した厚紙の外周に合わせて、プリーツリボンをグルーガンで貼り付ける(中心部の厚紙が見える部分が、バッジの大きさより狭くなるように貼ると良いです)
- 表面の中心部に、好みの缶バッチを取りつける
- 裏面にブローチピンを取りつける
ロゼットメーカーを使ったロゼットの作り方
出典:楽天市場
専用のロゼットメーカーを使えば、初心者にも簡単にロゼットをつくることができます。
必要なパーツがセットになっているものもあるので、手軽にはじめることができます。自分好みのリボンをプリーツにして使いたいという時にもロゼットメーカーがおすすめです。
材料
- 好みのリボン
- 中心パーツ様の布(中心パーツを包むことができるサイズ)
- グルーガン(両面テープ、接着剤でもOK)
作り方
(上記の画像のロゼットメーカーには、パーツセット1個分が付属になっています)
- 好みのリボンをロゼットメーカーにセットして、プリーツリボンをつくる
- 付属のホールドステッカーを貼り、ロゼットメーカーからリボンを取外す
- 中心パーツに好みの布を貼り、表面に取りつける
- 裏面に付属のブローチ台を取り付け、ブローチピンを貼り付ける
・おすすめのロゼットメーカー
クロバー
ロゼットメーカー(ラージ) ¥732
購入リンク:楽天市場
布プリを使う方法もある
「布プリ」を使えば、好みの写真や文字をパソコンでデザインして、布にプリントすることができます。生地タイプの布プリにおしゃれな字体で名前を印刷して、くるみボタンに接着してオリジナルの中心パーツをDIYで作ったりと、ロゼット作りに大活躍のアイテムです。
エーワン
布プリ 生地タイプ 白 A4 2シート 30503 ¥1,036
購入リンク:Amazon
身近な素材で作れるロゼットを紹介‼
出典:ハンドメイド教室petit fleurより
ロゼットの中心部分などを変えれば、ロゼットの用途はさらに広がります。基本の作り方をマスターして、様々なタイプのロゼットを作ってみましょう。
リボンロゼット
出典:ハンドメイド教室petit fleurより
ロゼットの一番基本のスタイルであるのがリボンロゼットです。プリーツリボンが映える、まさに勲章というイメージがピッタリなのが、リボンロゼットです。シンプルなので、年齢性別を問わず、用途を限定せずに幅広く使うことができます。
マスキングテープで作るロゼット(マステロゼット)
リボンの代わりにマスキングテープを材料に使ってロゼットを作る方法もあります。円に切った台紙にプリーツを作るようにマスキングテープをずらしながら貼っていくことで、ロゼットを作ります。台紙の外周の5mm程内側にあらかじめ円を描いておいて、線に沿ってマスキングテープを貼るようにすれば綺麗に作りやすくなります。
ラッピングのデコレーションや子どものメダルなどに利用して、中央部分にメッセージを添えれば、簡単に特別感が演出できます。
円に沿ってマスキングテープを貼る場合には、テープを折り返す目安になる線がないと、不均等なプリーツになり易いので、簡単に作れるように補助線の入った台紙を用意しました。
作り方
内側の円の代わりに緑とオレンジの2色の補助線を入れてありますので、緑の線に合わせてマスキングテープを角まで貼ったら、オレンジの中心線の所で山折りにして、今度はオレンジの線に内側を合わせてオレンジの線の角まで貼ります。そして、今度は緑の中心線に合わせて山折りにして緑の線の角まで貼ります。これを交互に繰り返して、一周すれば、プリーツが綺麗に出来上がります。
マスキングテープは厚めのテープの方がやり易いです。
マスキングテープのベタベタした粘着面が出ないようにしたい場合には、マスキングテープを台紙の接着面分をずらして貼り合わせて、台紙からはみ出る分の粘着面が隠れるようにするなどの工夫をしてみてください。
ロゼットのシーン別活用方法
ウェディングロゼット
出典:ハンドメイド教室petit fleurより
中心に新郎新婦の名前を入れたものが、ウエディングロゼットです。新郎新婦が身に着けるだけでなく、結婚式の参列者の名前をいれて、席札やウェルカムボードに使うのもおすすめです。勲章の形が結婚式の華やかさにピッタリです。自分の名前が入っているものなので、持ち帰って使うこともでき、喜ばれそうですね。
名札用
出典:ハンドメイド教室petit fleurより
中心部分に名前をいれて名札にする使い方です。裏面をクリップや安全ピンにすると、洋服などにつけることができます。子どものバックなど持ち物につけても、目印にもなり可愛いですね。
オタ活用
出典:ハンドメイド教室petit fleurより
お気に入りの”推し”をロゼットにしましょう。推しの缶バッチを利用したり、推しのイラストや名前などをつけて作れば、「推し活」や「オタ活」に大活躍まちがいなし!先ほどご紹介した「布プリ」を使うのもおすすめです。プリーツリボンを推しメンカラーにしてもよいですね。
自分好みのロゼット作りを楽しもう!
ロゼットの簡単な作り方からさまざまな用途まで、ご紹介しました。作りが複雑そうなロゼットですが、材料も100均など身近なところで揃えることもでき、専用のメーカーも簡単にキレイにつくるのにとても便利です。
プレゼントにしたり、ラッピングに使ったりしても喜ばれそうです。ロゼットの型紙や台紙を配布しているサイトもあるので、利用するのも良いかもしれません。自分好みの「ロゼット」を作って楽しんでみてくださいね!