この度、アイフルホームのママ社員がマイホームを建てることになりました。
「リアルな家づくりの様子を、マイホームを検討している方々に参考にしてほしい!」という強い想いから、リアルレポートを作成することが決定!
これから数回に分けて紹介していきますので、是非最後までお読みください。
※基本的な家づくりの流れはこちら→家づくりの流れ【アイフルホーム】
はじめに
はじめまして。
この連載では、アイフルホームの「育てやすい、暮らしやすい」家について日頃から研究開発を行っているママ社員の私が、こだわりのマイホームを建てるまでの模様をお届けいたします。
家づくりに携わっているからこそ分かるアレコレや、はじめて”施主”になって気が付いたこと、頭がショートしそうなほど悩んだ間取りや仕様など、大変だけどとっても楽しい「一生に一度のマイホームづくり」を連載を通して知って頂けると嬉しいです。
家づくりをはじめたきっかけ
私は大学で建築を学び、住宅に興味を持ちアイフルホーム(LIXIL住宅研究所)に入社しました。
そしてアイフルホームで設計などの商品開発に携わるようになり、自分の家だったらこうしたい、ああしたいという妄想を膨らませ「いつかは自分の家を自分で設計したい!」と考えるようになっていました。
現在私は、賃貸のアパートに夫と2歳の息子の3人で暮らしています。
1LDKの我が家は、家族3人で暮らすには「おもちゃをしまう場所が全然ない!」「子どもと並んで靴が履けない!」「リビング干しの洗濯物がいつも邪魔!」など様々な暮らしの不便さを感じていました。
また、子どもと暮らしていくうえで、「大きなクリスマスツリーを一緒に飾りたい!」「庭でプールを楽しみたい!」「キッチンに並んでお料理をしたい!」など子どもと一緒に日々のイベントを楽しみたい!と思っていました。
しかし、現在の狭い賃貸アパートではそれらを叶えるにはとても高いハードルを感じており、「家族との生活を120%楽しむためにも、早いうちに自分の理想の家を建てたい!」と思うように。
そこで、早く建てることで住宅ローンの金利やもらえる補助金など、金銭的なメリットも多くあったため、「そうと決まれば早速動こう!」と夫を説得し、2023年の春、アイフルホームにて家づくりをスタートさせました。
我が家の土地について
家を建てるためには、まず土地が必要となります。
我が家では、空き家となっていた祖父の家を譲り受けて、「建て替え」という形で新たな家を建てることになりました。
土地の大きさは29坪(97㎡)で、建物も最大で29坪まで建てることが可能です。
決して大きい土地ではありませんが(理想をいうと35坪~40坪くらいあると余裕のある空間や、遊びのあるプラスαの空間を作りやすいです)、整形かつ南側に道路があり、とても日当たりが良いため、夫婦ともにこの土地をとても気に入っています。
駅から少し歩きますが、小学校やスーパーも近く、とても暮らしやすい場所に位置しています。
ただ、住宅密集地にあるため、準防火地域かつ高度地域に指定されており、建物を防火の仕様(火が入りにくい素材を使う等)にする必要があったり、屋根の高さを隣家の採光のために通常より下げなければいけなかったりと、何も指定のない土地と比べると設計上様々な制約のある土地で、これらの制約によって妥協したポイントも多々あります。
(金額も通常の建物より高くなります。)
地域柄仕方がないのですが、設計するうえでかなり頭を悩ませたポイントなので、この辺りも今後機会があれば詳しくお伝えしたいと思います!
▲我が家の土地。小さいですが、とても日当たりが良くてお気に入りです。そして隣の家との距離が近いです。
家づくりスタート
こうしてはじまった我が家の家づくり。
まずは土地に合わせた間取りを設計することから始まります。
通常、アイフルホームでは営業担当者または設計担当者がお客様の要望を聞きながら間取りを作成していきますが、今回は「どうしても自分で設計したい!」とお願いして設計を全て私が担当させてもらいました。
我が家は共働き世帯。
夫は仕事が忙しく平日は家事・育児が完全ワンオペ(忙しいと、家事が回らないこともしばしば…)になるため、とにかく「日々の家事が楽になること」「やる気やテンションがあがるデザインにすること」「子どもと楽しい時間を過ごせること」を優先させて間取りや仕様を考えていきました。
家づくりを始めて改めて感じたのは「とにかく決めることが多い!」ということ。
家づくりの仕事に携わっているので分かっているつもりではいたのですが、仕事、家事、育児をこなしてから、さらに家のことを考えるのはとても体力を使う作業でした。
細かいところまで自分で決められることは注文住宅の良いところでもあります。
しかし私のように、「あれもやりたい!」「これもやりたい!」というこだわりが多ければ多いほど、「決める」という作業がとても楽しい半面、何度も苦渋の決断をしなければなりません。
迷い続けた挙句、結局最終間取り・仕様を決めるまで約6ヶ月ほど図面や見積とにらめっこをしていました。
ただ6ヶ月考えたからこそ、納得のいく間取りや仕様にすることができたと感じています!
2歳児のいる家づくりについて
ただでさえ体力、気力を使う家づくりですが、とっても元気な2歳児(打合せ当初は2歳前でした)を抱えての家づくりはさらに大変でした。
そのリアルな模様を、連載1回目の最後にお届けしたいと思います。
■打ち合わせ
1回あたり2時間程度が基本ですが、遊びたがりの2歳児が大人しく待っていられるわけもなく‥。
私たちが話し込んでいると「ママ~パパ~!(大声)」と構って構って攻撃!(もちろん膝の上に大人しく乗っていることもできず..)、頂いた麦茶を盛大にぶちまける、サンプルを勝手にもってくる…などなど。
想像以上に打ち合わせに全く集中できず、あの手この手で子どもを機嫌よく待たせるのになかなか苦労しました。
初回打ち合わせ~契約~仕様決定までアイフルホームの店舗やショールームで7回ほど行ったのですが、子どもの大好きなお菓子を持っていって時間稼ぎをしたり、夫と交代で機嫌をとったり、時には営業さんに遊んでもらったり、youtubeにお世話になったりしながらなんとか終わらせることができました。
とてもありがたかったのは、営業さんが我が家のためにいつもキッズスペースのある個室の打ち合わせスペースを用意してくださっていたことです。
子どもが走りまわったり、ちょろちょろしていたりしても周りの方に迷惑にならなかったので、とても安心して打ち合わせをすることができました!
■間取り・仕様決め
私は日中は仕事、家事、育児に追われているため基本的に家のことを落ち着いて考えられる時間は子どもが寝静まってからで、1日疲れたな~とへとへとになりながら毎日パソコンを開いて作業をしたり、サンプルを確認したりしていました。
(子どもが起きている時間にパソコンを開くと子どもに強制終了させられます)
夜中のテンションで「これいいじゃん!」と決めた資材も、日中冷静に見返すと「なんで私コレ選んだんだっけ??」となることもしばしば。
子どもを寝かしつけるつもりが、一緒に朝まで寝てしまうこともあり、思った以上に間取り・仕様決めに時間がかかり大変だったと感じます。
基本的には、アイフルホームの「基本仕様」があり、その中から選んでいくので選びやすくなっているのですが(基本仕様以外から指定することも可能です)、それでも施主が決めることは山ほどあります。
我が家のように小さな子どもを抱えて家づくりをされる方は、途中でへとへとにならないように、少し時間に余裕をもって家づくりをされることをおススメします!
いかがでしたでしょうか。
なんだか大変な面ばかりお伝えしてしまいましたが、家づくりは大変だけどとっても楽しい!ワクワクする作業です。
今後も我が家の家づくりにお付き合い頂けると嬉しいです!
※我が家こだわりの間取り図は、第2回レポートをチェックしてくださいね!
※家づくりの流れが知りたい方はこちらもご覧ください▼