第10回目の今回は「WEB内覧会~part2~」ということでpart1に引き続き、完成した我が家の様子をお届けいたします。
今回もリアルな感想を交えてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
part1はこちら▼
https://www.eyefulhome.jp/sodate/article/my-home-report9/
■洗面スペース
幅約120㎝の洗面台です。幅広の洗面カウンターは絶対欲しい!と思い採用。メイク道具も、つけ置き洗いのバケツもとりあえず置いて置けるので、私のようなずぼらタイプにはぴったりだったなぁと日々思っています。
ボウルも大きいので、赤ちゃんの沐浴も洗面台でできてしまいそうです!
悩みに悩んだ洗面タイル(鏡下のタイル)でしたが、清潔感が出てとてもいい感じになりました。床はクッションフロアで、タイルの色にあわせてコーディネートをしています。
洗面台の横は、幅約45㎝の収納スペースに。元々持っていたワゴンがぴったり入るサイズに設計しています。洗面周りで使うものは全て収納できるように、収納スペースを確保しており、今後洗濯機の上にも可動棚を設置する予定です。
■ランドリースペース
洗面スペースのすぐ後ろにランドリー・脱衣スペースがあります。
ランドリースペースには、造作カウンターをつけて、下には家族の下着や普段着を入れられる引き出しを設けました。
お風呂の着替え準備や、子どもの保育園の支度、洗濯物の片付けなど、あちこち他の部屋に行かずに済むようになったのが本当に便利!やってよかったポイントです。
室内干しの場合、「湿気は大丈夫?」とよく聞かれるのですが、我が家の湿気対策としては
1)窓を設ける
小さい窓を設けて洗濯物を干すときは少し窓を開けるようにしています。
脱衣所でもあるので、窓は曇りガラスにして外から見えないように配置しています。
2)リビングと一体的に使う
引き戸を開けるとリビングと一体的な空間になるのですが、エアコンの冷暖房・除湿効果がランドリーまで届くようにしています。サーキュレーターもありますが、ほぼ使わずに乾かすことができています。
3)エコカラットを貼る
デザイン性も兼ねて、造作棚の上部にエコカラット(調湿作用や、匂いを吸収する機能を持ったデザインタイル)を貼っています。
あくまでも補助的な効果にはなりますが、デザインも豊富なのでアクセントとしてランドリールームに使うのもおススメです。
この3点で特に匂いも乾き具合も気にならずに干すことが出来ています。
気になる場合は除湿器やサーキュレーターを導入することをおススメします。
引っ越しを機に、外干しをほぼしなくなったのですが、
・天気や時間を気にせず干せる
・忙しい時は干しっぱなしにもできる
のが便利で、共働きの我が家は外干し中心には戻れないなぁと感じています。
■トイレ・2階手洗い
1階と2階にそれぞれ設けていますが、雰囲気をガラッと変えたデザインにしています。
1階はお客様も使うことがあるので落ち着いた雰囲気でまとめ、2階はグリーンのクロスで明るく可愛らしい印象に。
トイレットペーパーや掃除道具など細々したものを置けるスペースが欲しいので、1階にはオープン棚を取り付けました。
2階はパッと見ると収納がないようにみえるのですが、実はトイレの背面壁裏が隠せる収納になっています!収納量もたっぷりあるので便利です。
2階トイレの出口には手洗いを設けています。寝室からも近いので、子どもが寝る前にここで歯を磨いたり、オムツを変えた後に手を洗ったりするのに使っています。
子どもが大きくなったらここで身支度するのも良さそうです!
2階手洗いは不要!という方も多くいらっしゃるかと思いますが、小さなお子さんがいる家庭の場合は、さっと手を洗いに行けたり、汚れ物をすぐ洗えたり、1階に行かずにパパっとできるのでおススメ。2階洗面は、やってよかったポイントのひとつです。
■ファミリーライブラリー
2階ホールに設けた子どもの遊びスペースです。写真では片付いていますが、普段はこのスペースに子どもが思いっきり線路やブロックを広げています。
収納棚は全て大工さんの造作で作ってもらったのですが、子どもが自分でおもちゃを出したり、お片付けが出来たりするように、あえてオープン棚にしています。
このスペースを設けたおかげで、リビングのおもちゃが最低限になり、リビングがすっきりするようになりました。賃貸に住んでいたころは、片付けた瞬間に散らかすという繰り返しでリビングがおもちゃだらけだったのですが、遊びスペースを作ったことでかなり改善されました!
■寝室・子ども部屋
どちらもコンパクトでシンプルな空間。狭くても閉塞感を感じないように敢えて大きめの窓を配置しています。
寝室のこだわりポイントは、枕元に間接照明を入れたこと。子どもと寝る前にこの照明をつけて毎日絵本を読んでいます。ほんのりとした明かりでリラックスできるのですが、子どもは全く寝てくれず…。毎日永遠と絵本を読んでいます、、。
子ども部屋は、最低限の机とベッドが置ければ良い!と割り切って3.7帖と4.5帖という広さです。当分は子どもの遊びスペース等に活用する予定です。
■外観
せっかくなので、建築前に作成したパースと並べてみました。ほぼイメージ通りに出来上がっています。
外壁はグレーがかった白の塗り壁で仕上げ、玄関ポーチの所のみアクセントで焼き物調のタイルを貼ることで、落ち着いた印象になるようにデザインをしました。
窓は1階と2階で縦のラインを揃えることで、シュッとすっきりした印象に。正面から見ると四角いBOXを組み合わせたように見えるのがポイントです。
屋根は南側に葺き下ろす(ふきおろす)形状になっており、太陽光パネルが7.5kw載っています。
太陽光が効率的に発電するように屋根の形状を考えたのですが、天気の良い日はものすごく発電してくれて、春~夏の電気代がほぼ基本料金だけになりました。
食洗機や乾燥機、エアコンなど電気に頼りまくりの生活のため、本当に助かっています。
庭はとても小さなスペースなのですが、リビングの引違い窓から出たところに、ちょっとしたタイルデッキスペースを設けました。
子どもが水遊びをしたり、シャボン玉をしたり、庭で軽く遊ぶには丁度良いスペースです。
ただ日当たりが良すぎて夏は暑い…!ので、日除けのタープをかけようと検討中です。
以上、WEB内覧会でした。
住み始めて既に数か月経っていますが、こだわって建てた分、夫婦共々家を大事にしようと丁寧な暮らしを心がけるようになりました。花を飾ったり、子どもと並んで料理をしたり、今までハードルが高くてできなかったことも沢山楽しんでいます。
日々の生活では本当に家事がラク!家が広くなった分、掃除などの手間は増えたはずなのですが、毎日の家事にかかる時間は以前より減っており、片付かないストレスからもかなり解放されたと感じます。
「もっとこうすれば…」という箇所ももちろんあるのですが、これからの暮らしの中で少しずつ、より住みやすい家にアップデートしていきたいと思っています!
全10回の連載いかがだったでしょうか。
家づくりの仕事に10年携わっていますが、実際に体験すると「こんなに大変なのか…」と、決めること、確認することの多さに改めて驚きました。
時間をかけてできた我が家は本当に愛着のある空間で、これから家族とこの家で思い出を作っていくのが楽しみです。
家づくりの日々は一生に一度の機会なので、楽しみながらぜひこだわりを叶えて下さいね!
連載第1回(家づくりのきっかけ)が気になる方はこちら▼