子どものデスクライトは、どのようなものを考えていますか?
長時間使用するものですから、子どもの目に優しいものを選んであげたいですよね。ライトの明かりは、目への影響だけでなく、集中力などにも関係してくるので、子どもに適したものを、選びましょう。
机は念入りに準備するけどデスクライトはどう?
入学準備のころになると、学習デスクの話題は多くでますよね。では、デスクライトについてはどうでしょうか?かつては、デスクライトは学習デスクと一体型のものが主流でした。
しかし、現在は、学習デスクとデスクライトは、別々に購入することが増えているんです。子どもの学習環境についてよく考えられた、おしゃれで高性能なデスクライトがたくさんありますよ。子どもの机や学習環境にあった、デスクライト選びをしましょう!
LEDが主流!蛍光灯との違いや良さは?
現在のデスクライトの主流はLEDです。LEDのコストが下がってきたことや、心配視されていた演色性など性能の向上により、蛍光灯に替わって選ばれるようになりました。
蛍光灯は、熱を持ちやすかったり、紫外線が出ることが心配な点ですが、LEDはその心配がなく、目に優しいのも良いところですね。
設置方式の違い
デスクライトの設置方式は、
・スタンド式
・クランプ式
・クリップ式
の主に3種類です。子どもが使う学習デスクや、使う場所にあったものを選びましょう。
スタンド式
置き型の最もスタンダードな設置方式です。平らなところであれば、どこでも設置できるので、移動して使用したりすることも簡単です。取りつけの際の工具等も不要で、価格も比較的低いものが多いです。
クランプ式
デスクの天板などに、挟み込んでボルトで固定する設置方式です。設置面が少ないので、デスク上を広く使うことができます。デスクに直接固定されているので、ライトが倒れることがなく安心です。固定する部分が、デスクの天板の厚さなどに対応しているかを、事前に確認しましょう。
クリップ式
固定部分がクリップになっており、挟みこんで固定する設置方式です。デスクでなくても、側の本棚に挟みこんで使用したりすることもできます。耐荷重があまり高くないので、コンパクトなものが多いです。また、広い範囲を照らすことが得意ではないので注意しましょう。クランプ式と同じく、クリップを挟む場所や、天板の暑さが対応しているかを、事前に確認しましょう。
シェードの幅が広め
シェード幅が広いほど、デスク上の広範囲を照らすことができます。小学校の入学から、年齢が上がるほど、デスクライトの使用も長時間になるでしょう。手元だけを照らすのではなく、教科書や参考書などを並べて広げても、全体を明るく照らして使用することができるように、シェードの幅が広いものを選びましょう。
子ども用デスクライトの選び方(チェックポイント)
子どもが勉強するときに使うものですから、安全なものを選びたいですね。目に優しいことを最優先にチェックポイントを見ていきましょう。
ちらつき対策、多重影対策
LEDは性能が高くなり、現在では、ちらつきを感じるものはほどんど無いとされています。しかし、ちらつきは目への影響が大きく負担になるので、実際に実物で確認してみると良いでしょう。多重影とは、自分の手や筆記具によって、複数影ができるものです。影があると、勉強がしづらいなど、集中を妨げる要因にもなります。多重影対策ライトもあるので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
調色機能(色温度)
調色とは、光の色を調節することです。寒色系の光と暖色系の光に調節することができます。光の色温度は、K(ケルビン)で表されます。勉強時に適しているのは、5000K前後の昼間の色温度に近いものとされています。数値が高いほど目に負担がかかるため、用途によって調節できる、調色機能が付いていると便利ですね。
操作性
子どもが使うデスクライトですから、子どもが自分自身で操作しやすいことが大切です。座る位置から、手が届くところに設置できるのか、子ども自身で操作できるのかを確認しましょう。調色機能などがついている場合は、子どもが簡単に操作できるのかも、大事なポイントです。
おすすめの子ども用デスクライト
BALMUDA「BALMUDA The Light」
【調光機能】6段階
【調色機能】―
【多重影対策】フォワードビームテクノロジー採用
【色温度】5700K(昼光色)
【設置方法】スタンド式
おしゃれで人気なBALMUDAから出ているデスクライトです。独自の光拡散技術により、目線の先に影ができない仕組みになっています。本体がツールボックスになっているので、文具などをいれることができます。デスクの上がスッキリ使えて良いですね。
BenQ「WiT Mind Duoデスクライト AR19_D」
【調光機能】自動調光
【調色機能】自動調色
【多重影対策】ー
【色温度】2700~6000K
【設置方法】スタンド式
独自のLED技術で、95㎝と幅広い範囲を明るく照らすことができ、デスク一面を明るく照らすことができます。人感センサーにより、点け忘れ、消し忘れを防ぐことができるので、便利ですね。
山田照明「Z-LIGHT Z-208LED」
【調光機能】7段階
【調色機能】ー
【多重影対策】ー
【色温度】5000K
【設置方法】クランプ式
歴史ある山田照明の定番である蛍光灯ライトを、LEDで実現したという、大型のデスクライトです。本体も頑丈なつくりで、真っ白な光で影が出にくいのが特徴です。すっきりとした、シンプルなラインがおしゃれですね。
無印良品「手元をてらすリビングライト 型番:MJ-TLL1」
【調光機能】3段階
【調色機能】ー
【多重影対策】ー
【色温度】昼白色
【設置方法】スタンド式
コードレスで使用できるデスクライトです。持ち運びが簡単なので、リビング学習にもおすすめです。おなじみのシンプルなデザインは、インテリア性も高く、どんなお部屋にも馴染みますね。
URCXC 「クリップライト」
【調光機能】10段階
【調色機能】3段階
【多重影対策】ー
【色温度】3000~6500K
【設置方法】クリップ式
細長いフラット光源で、デスク上をムラなく照らすことができます。調整した明るさが記憶され、再度点灯したときに再調整の必要がない、メモリー機能搭載です。クリップ部分は、最大6㎝まで対応可能です。クリップ部にスポンジが付いているので、デスクの天板などに傷が付きにくい仕様になっています。
まとめ
蛍光灯からLEDへと移り変わり、機能の進化に驚くデスクライトをご紹介しました。子どもの目の健康を守るためにも、目に優しいデスクライトを選びましょう。明かりは、学習時の集中力に大きく関わるとも言われています。我が子の学習デスクや学習環境に、最適なデスクライトを見つけてくださいね。