これから新しい家を建てようと考えている方の中には、屋根について悩んでいる方もいるのではないでしょうか。屋根にはさまざまな種類の形があり、それぞれ特徴が異なります。そこで本記事では、一般的な屋根から伝統的な屋根まで、屋根の特徴やメリット・デメリットについて解説します。あわせて屋根材の種類についても簡単にまとめ、ご紹介します。
屋根の種類について紹介!
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屋根の形やデザインは、家の外観の印象を大きく左右する大事な要素です。しかし、屋根の形を決めるときにはそれ以外にも、その屋根の形が防風性や防水性などの性能があるのか、その特徴までをもしっかり把握しておかなければなりません。以下では、そうした機能面での特徴も踏まえながら、12種類の屋根の形状について紹介します。
切妻屋根(きりづま)
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また、日本でよく使われる屋根のため、個性が出しづらいのもデメリットといえるでしょう。
寄棟屋根(よせむね)
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ただし、風通しがあまり良くなく、屋根の面積が広くなるため、施工費が比較的高くかかるという難点があります。とはいえ、その頑丈さを思えば、その出費の価値は十分にある屋根だといえます。
入母屋屋根(いりもや)
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片流れ屋根(かたながれ)
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しかしその反面、屋根面が一面だけなので大雨や大雪では片面に集中しやすく、雨どいが壊れてないかなどのチェックが必要です。
方形屋根(ほうぎょう)
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陸屋根(りく・ろく)
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しかし、雪が積もるような地域の場合には、落雪を防ぐために採用されています。
半切妻屋根(はんきりづま)
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差し掛け・招き屋根
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越屋根(こし)
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錣屋根(しころ)
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鋸屋根(のこぎり)
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バタフライ屋根
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屋根材の種類
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屋根を選ぶ際、その形状と共に重要になるのが、どんな屋根材を使うかです。
日本では軽量で地震に強く、耐火性に優れた「スレート屋根」が最もポピュラーです。また、伝統的な日本家屋では重量なのが難点ですが、耐熱性や防音性に優れた「瓦屋根」が多く利用されてきました。瓦には主にセメント瓦、陶器瓦(粘土瓦)、コンクリート瓦(モニエル瓦)3種類がありますが、特に「陶器瓦」は耐久性が高く、50年以上使えるといわれています。
さらに、ガルバリウム鋼板やトタンなど金属が素材に使われている「金属屋根」は、錆や防音性などが気になる一方、高い防水性能と強い耐震性能をもっています。その他、アメリカで一般的に普及している屋根材で、ガラス繊維基材にアスファルトを染み込ませて粒状の彩色焼成砂や天然石を付着させた「アスファルトシングル」という屋根材も利用されています。
なお、屋根材と屋根の形状には相性があるため、どのような組み合わせにするかは、費用面も含めて施工する予定の会社と相談しながら決めるとよいでしょう。
おわりに
本記事では、12種類の屋根の形状とその特徴について簡単に解説しました。屋根のデザインと屋根の性能は密接に関連しています。自分の家の屋根をどのようにするか決めるときには、どんなデザインの家に住みたいかはもちろん、その土地の気候や家の立地条件、予算、屋根材との相性なども考慮した上で総合的に判断することをおすすめします。
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