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三語文とは?いつから話す?出ない時の原因と練習方法は?

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目次

一般的に2歳〜3歳頃に二語文から三語文を話すといわれてます。二語文を話すようになった後になかなか三語文に進まないと不安になってしまいますよね。そこで三語文を話し始める時期の目安や、三語文がなかなか出ない時の原因や練習方法を解説します。

三語文とは?

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三語文とは3つの単語をつなげた文のことで「相手+目的語+要求語」や「主語+目的語+述語」などから成ります。

例えば「ママ ジュース ちょうだい」「パパ おうち かえる」などです。

子供は自分が知っている言葉の中から単語を選んでつなげて話しますが、助詞がないのでまだ大人が推測しないと意味がわからないこともあります。

その他の三語文の例文

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  • 〇〇ちゃん おかし たべる
  • おっきい わんわん こわい
  • しろい くつ ナイナイ

二語文の時よりもさらに具体的に自分の要求やものの状態を伝えられるようになります。

三語文は何歳から話す?平均は?

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三語文を話し始めるのは早い子は2歳代から、平均的には3歳前後といわれています。

子供の言葉の発達の目安は次のとおりですが、発達には個人差もありますのであまり気にしすぎないようにしましょう。

生後2ヵ月頃 クーイング

クーイングとは赤ちゃんが舌を使わずに喉の奥から自分の意思で「あー」「うー」などの音を出す発声のことです。

赤ちゃんが機嫌のよい時に多く発声するといわれています。

生後6ヵ月頃 喃語(なんご)

喃語とは赤ちゃんが発する「ままま」「あぶあぶ」というような複数の音節からなる意味のない言葉のことです。

初期には子音と母音が混ざったような発声で、次第に子音+母音の発声へと成長していくとされています。

あやされると反応して声が出るといわれています。

また、発声に加えて身振り手振りが加わることもあります。

クーイングや喃語などについてはこちらで詳しく解説していますのでご覧ください。

https://www.eyefulhome.jp/sodate/article/cooing-and-babbling/

9ヵ月頃 指さし

自分の興味のあるものを指さしするようになります。指さしは動作ですが、言葉の発達にも重要な意味を持っています。

指さしすることで自分の要求や気づいたことを伝えようとするというコミュニケーションの役割があるといわれています。

1歳頃 単語(一語文)

1歳頃から「まんま」(ご飯)や「わんわん」(犬)といった、意味を持つ単語(一語文)を話し始める子が多いようです。

意味を持たない喃語とは違って一語文を話す1歳頃になると言葉の意味を理解し始め、自分の名前が呼ばれているのもわかるといわれています。

周囲の人がその単語に込められた気持ちを理解して適切に答えていくことでコミュニケーションが成立し、赤ちゃんの「伝えたい」という気持ちも高まっていきます。

1歳半~2歳半頃 二語文

2歳頃から「まんま ちょうだい」「わんわん ねんね」といった、意味のある言葉が2つ続く二語文を話すようになります。

自分の感情を「いや」「うん」といった言葉で伝えられるようにもなります。

また、大きい、小さいのような様子を表す言葉や、赤、青、黄色のような色を表す言葉も覚えていきます。

3歳~三語文

感情表現が豊かになり、二語文の時の「まんま ちょうだい」が「まんま いっぱい ちょうだい」になるなどより詳しく自分の要求を伝えられるようになります。

三語文の次は?

4歳を過ぎると三語以上の単語をつなげた文を話したり、文が整ってきて「〇〇だから〇〇だよ」のような表現もできるようになったりします。また、発達に伴って過去やこれから先のこと、物語の中のことなど目の前にないことや自分が経験していないことについても話せるようになってきます。

4~5歳になると家族以外の大人や同年代の子供との会話を楽しめるようにもなります。その分自己主張も強くなりますが、言葉がわからずにすぐに手が出てしまった頃と違い、言葉だけで問題を解決することもできるようになってきます。

三語文が遅い原因とその対応法は?

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三語文がなかなか出ない時の原因として考えられることと、それぞれの場合についてどのように対応したらよいのかを紹介します。

人を呼ぶ言葉が出ず、三語文になりにくい

「おかし ちょうだい」と言えても、「ママ おかし ちょうだい」のように「ママ」と呼びかける言葉が出ずに三語文にならない場合があります。

お願いする時に人に呼びかけることは大人になっても大切なことなので、呼びかけることを習慣づけていきましょう。

人を選ぶという気持ちを育てていくことも大切です。選ぶ必要がない環境が人を呼ぶ言葉が出にくい状態にしてしまっているのかもしれません。

例えば「今日はお風呂にママと入る?パパと入る?」と尋ねて子供に選べる要素を作ってあげるのもよいですね。

普段から会話が少なく言葉が出にくい

普段から子供の要求を聞くだけで他の会話をしていないために三語文が出にくいという場合があります。目の前のものを見て子供と共感し「あれはきれいだね」「これはおもしろいね」などと話しかけてあげると語彙が増えて三語文を促すきっかけになるかもしれません。

言葉の発達には個人差がありますのであまり気にしすぎないことが大切です。三語文がなかなか出てこないのは性格がおとなしいために自分からあまり積極的に話そうとしないせいということもあります。また言葉が遅いと思っていても成長とともに自然と話し出すこともあります。

それでも、もし発達障害や聴力の問題などが気になるという場合は、自治体の三歳児健診やかかりつけの小児科などで相談してみましょう。

三語文を増やす練習方法は?

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言葉の発達には個人差があるとはわかってはいても、親としては子供のために何かしてあげたいと思いますよね。

子供の言葉は日々の生活の中で育っていくといわれています。生活の中で言葉の発達を促す接し方を紹介します。

焦らずその子のペースに合わせながら、生活の中に取り入れてみてくださいね。

子供の言葉に積極的に反応する

子供が何か言ったり、指さしたりして何かを伝えようとしている時は、積極的に反応するようにしましょう。

積極的に反応してもらえると「もっと伝えたい」という気持ちが育って、言葉の発達が促されると考えられています。

言い間違いはやさしく直す

子供が言い間違いをした時は、厳しく指摘したり言い直させたりするのではなく、やさしく言い直してあげましょう。

厳しい言い方をしてしまうと、子供の「話したい」という気持ちが育たなくなってしまうかもしれません。

例えば、帰って来た家族に子供が間違えて「ただいま」と言った時に「おかえりなさいでしょ!」と強く言うのではなく、「ちゃんとごあいさつができてえらいね。でも帰ってきた人には”おかえりなさい”だよ」と、子供の間違えた言葉を一旦受け止めた後で言い直します。

あいさつの言葉はやりとりが生まれるので毎日繰り返すことで言葉はコミュニケーションに使うものだということがわかってきます。

「いってきます」「いってらっしゃい」「ばいばい」「おはよう」などのあいさつのほか「〇〇したい人ー!」「はーい」などのやりとりを会話の中に取り入れるのもよいでしょう。

日常生活の中で楽しく正しい言葉を覚えられるような会話を心がけたいですね。

同じものを見ながら相づちを打って話す

子供は「相手が自分の話を聞いてくれている」と感じると、もっと話したくなります。子供が小さいうちは会話が成立しないこともありますが、うんうんとうなずいたり、子供が見ているものを指さして同じ言葉を繰り返したりしてあげましょう。そうするだけでもコミュニケーションが成立して言葉の発達を促すきっかけになるといわれています。

単語を付け加えて答える

子供が単語や二語文で話してきた時にママが三語文で共感の言葉を返したり、三語文で言い直しを促してみましょう。生活の中でよく使う三語文を繰り返して使っていくとよいですね。

自発的に三語文が言えなくてもまずは三語文をマネしてもらうことから始めましょう。大人が足りない言葉を補うことによって子供の言葉は発達していくと考えられています。

絵本を読み聞かせる

普段から絵本に慣れ親しんでいる子供はより多くの単語を覚える可能性があるといわれています。

繰り返し読んでいる絵本だとすでに内容を知っているので、それに単語を付け加えていくと三語文を促しやすくなります。

音楽に合わせて言葉を覚えられる手遊び歌やリズム遊び、役割を通じて日常生活で使う言葉や表現を学べるごっこ遊びも楽しく言葉を増やすのに役立つでしょう。

また、三語文を促すためのプリントやカードを配布しているサイトもありますので、そういった教材を活用するのもよいですね。

三語文の練習はその子のペースに合わせて

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一般的に三語文を話し始める目安は3歳前後といわれていますが、言葉の発達には個人差があり話し始める時期はその子によって様々です。つい周りと比べて焦ってしまいがちですが、無理に練習させずにその子のペースに合わせて生活の中でやさしく促してあげましょう。

アイフルホームでは「子供目線、子供基準の家づくり」に取り組んでいます。

子育ての負担をできるだけ減らしたい、家族で住みやすい家で暮らしたいと思われましたら、こちらから詳細をご覧ください。

https://www.eyefulhome.jp/concept/kids/

この記事を書いた人
すずきなおみ
すずきなおみ

小学生男子2人を子育て中のママ。
子どもたちの小学校入学を機に在宅フリーランスに。
現在は子育て記事のほか、アジアエンタメに関わる仕事をするという学生時代からの夢を叶え、中国歴史ものを中心としたアジアドラマ記事も執筆しています。

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