白湯を始めたい方必見!白湯と聞くと作るのに手間がかかりそうなイメージがありますよね?
この記事では電子レンジやウォーターサーバーを使って簡単に白湯を作る方法をご紹介します。
また、一見わかりにくいお湯と白湯の違いについても解説します。
白湯とは?
白湯とは水以外の物を一切入れずに一度沸騰させた湯を50℃~60℃くらいまで冷ました飲み物のことです。子育て中のママさんには赤ちゃん用のミルクを作るために準備しておくものというイメージが多いかもしれませんね。
白湯の起源は?
五千年の歴史をもつインドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、白湯は体内のバランスを整える飲み物と位置づけられていました。
中国では白湯を飲む習慣が現代では広く根付いていますが、紀元前4世紀後半に成立したとされる『孟子』には「冬には湯を飲み、夏には水を飲む」と白湯を飲む習慣が既に記載されています。
白湯の効果とは?
白湯を飲んで体を内側から温めることを毎日続けると、次のような健康や美容に関する効果があると期待されています。
- 胃腸が温まって消化力が高まる。
- 腸が温まることで蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、便秘解消になる。
- 内臓が温まって基礎代謝が上がり、冷え性の改善やダイエット効果につながる。
- 体が温まると血液やリンパの流れを促進し、老廃物や余分な水分が体外に排出されやすくなるので便秘やむくみへの効果が期待でき、デトックスになる。
- 白湯を飲んで肌荒れの原因となる胃腸の不調や腸内環境を整え、栄養の摂取・吸収を改善することで肌トラブルを防ぎ、肌の健康を体の内側から保ちます。また、血流がアップして美肌効果も
朝の起床後の水分補給や就寝前のタイミングで白湯を飲むと、体が温まり効果的です。
白湯の効果については下記のページで詳細を記載しています。参考にしてくださいね。
白湯とお湯の違いは?
それでは「白湯」は「お湯」とはどう違うのでしょうか。
一般的には「一度沸騰させたものかどうか」で区別されています。
白湯は、水を一度沸騰させて冷ましたもの。お湯は、水を加熱して40℃以上にしたもの。
つまり、40℃以上の水の総称が「お湯」で、その中でも一度沸騰させているものを「白湯」と呼んでいるのです。
沸騰させる理由とは?
では、なぜ一度沸騰させる必要があるのでしょうか。煮沸して消毒するので殺菌や不純物を取り除くことができます。
水道水の場合は沸騰させずに温めただけでは、残留塩素や塩素と反応して生成されるトリハロメタンなどの有害物質が水の中に残ってしまうからです。
沸騰させることで、有害物質を取り除くようにしているのです。
また、沸騰させるとカルキ臭が抜けるので口当たりをよくして飲みやすくするという理由もあります。
現代のさまざまな水
現代の生活では水は水道水だけでなくミネラルウォーターをペットボトルで販売されているものがあったり、家庭にも手軽にウォーターサーバーを設置できるようになってきたりしています。
ペットボトルやウォーターサーバーの水なら有害物質やカルキ臭が気になりませんよね。
その他にも、浄水器で水道水を浄化し、水道水に含まれる塩素や有機物を除去や減少させておいしくすることもできますし、整水器では、水道水の有害物質を浄化した上で、更に電気分解によりアルカリイオン水(電解水素水)を作ることもできます。
また、水を温めるのもやかんや鍋を使って火にかけるだけでなく、電子レンジや電気ポット、電気ケトルを使うなど様々な方法でできるようになってきました。
つまり水の種類や温める方法を選べば、塩素やトリハロメタンを除去や減少させて、白湯をもっと時短で作れるのです。
次からは水の種類や温める方法による白湯の作り方の違いを見ていきましょう。
白湯のやかん・鍋での基本の作り方
まずは昔ながらのいちばん定番の作り方です。
やかんや鍋、鉄瓶などを使って沸騰させて白湯を作る方法なら作る手間はかかりますが、わざわざペットボトルの水を買いに行ったり、ウォーターサーバーを設置したりしなくても水道水から白湯を作ることができます。
注意したいのは、水道水から白湯を作る場合は、実際に必要な白湯の量より少し多めの水を用意することです。沸騰させると水が蒸発して量が減ってしまうからです。
水をやかんや鍋に入れたら、まずは強火でフタをして火にかけます。
沸騰して湯の表面に泡が立ってきたらフタをとって弱火にし、そのまま10~15分くらい沸騰させ続けます。このひと手間で、水道水に含まれる残留塩素などの有害物質を取り除くことができるとされています。
10~15分後、火を止めて50~60℃くらいまで冷まして飲みましょう。50~60℃くらいと言われても水温計がないと、どの程度の温度かピンとこないかもしれませんね。
一般的に白湯は飲んだ時に、のどや胃がほんのり温かく感じるのが適温と言われていますので参考にしてみてください。
また白湯を気軽に飲みたい場合は、水道水をやかんや鍋でたくさん沸かして1日分の白湯を作り、保温マグに入れておくと便利です。
飲みたい時に適温よりも低くなってしまっていた場合は、すでに一度沸騰させているので、再加熱して50~60℃くらいまで温めるだけで飲めますよ。
ただし沸騰させていることで塩素がなくなって雑菌が繁殖しやすくなっているため、その日に飲み切れなかった白湯を次の日に持ち越すのはやめましょう。
白湯の電子レンジでの作り方
市販のペットボトルやウォーターサーバーの水なら、電子レンジを使って簡単に白湯を作ることができます。
電子レンジの場合は、電子レンジ可の容器に水を注いで適温に温めるだけで白湯のできあがりです。
コップ1杯(約200ml)なら600Wで1分30秒前後が目安ですが、電子レンジの機種によって多少変わってきます。
ぜひいろいろ試してお持ちの電子レンジのちょうどよい加熱時間を見つけてみてくださいね。
この方法で沸騰させ続ける手間をかけなくていいのは、市販のペットボトルやウォーターサーバーの天然水や浄水器や整水器などで浄化された水です。これらの水を利用するのであれば有害物質や不純物が含まれている心配がないので安心して飲めるでしょう。
レンジを使って白湯を作る場合は、市販のペットボトルやウォーターサーバーの水などの浄化された水を使うと沸かす必要がないので便利です。
白湯のウォーターサーバーでの作り方
ウォーターサーバーの中には、お湯と冷水の両方を出すことのできるものもありますね。
そのような機種ならお湯と冷水を調節しながら50~60℃くらいになるように注ぐだけで簡単に白湯を作ることができます。
すぐに適温の白湯ができあがるので時短になりますね。
これもウォーターサーバーの水に有害物質が含まれている心配がないからできる方法です。
白湯の電気ポット、電気ケトルでの作り方
沸騰させるタイプの電気ポット、電気ケトルの場合は、沸騰させた後に50~60℃くらいまで冷まして作ります。
この方法は一度沸騰させるので水道水を使ってもいいのではないかと思うかもしれませんね。
しかし電気ポットや電気ケトルでは10~15分間沸騰させ続けるのが難しいこと、またフタを開けたまま沸騰させ続けるとお湯が吹き出す危険性もあることから、充分に有害物質を取り除くことができません。
そのため、電気ポット、電気ケトルで白湯を作る場合には、沸騰させるだけでなく、カルキ抜き機能が付いたものがおすすめです。
温度設定ができる電気ポット、電気ケトルタイプの場合は、50~60℃に近い温度に設定して加熱のスイッチを押すだけですぐに白湯を作ることができます。
白湯をアレンジした作り方
何も加えないのが本来の白湯ですが、そのまま飲むのが苦手な場合や飽きてしまう事もあるかもしれません。そんな時のアレンジ方法をご紹介します。お好みに合わせてプラスしてアレンジしてみると良いでしょう。
アレンジ例
- ショウガ
- レモン
- はちみつ
- ハーブ(ミントやバジルなど)
お好みに合わせて他の好きなものを入れたり、自由に量を調整したりしてみてはいかがでしょうか。
まとめ|白湯を毎日の生活に取り入れよう!
作るのが手間だと思われている白湯ですが、市販のペットボトルなどの水や便利な道具を使えば簡単にできる方法がいろいろとあることをご紹介しました。
あなたの生活スタイルの中に取り入れられそうな作り方もあったのではないでしょうか。
白湯を毎日飲むことを習慣にして体を内側から温め、健康で美しい体づくりにつなげたいですね。
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