野菜不足が心配されている現代、大人も子どもも少しでも多く野菜を食べようと意識している方が取り入れやすいのはサラダではないでしょうか。
サラダを食べる時に味の決め手になる一つと言えば、ドレッシング。市販のドレッシングは種類が多く、お気に入りに出会うのにも時間がかかる、開封しても1本使い切る前に同じ味のドレッシングでは飽きてしまう…。いろいろなドレッシングを試して、使いかけのドレッシングが冷蔵庫にたくさん残ってしまう…なんてことありませんか?
子どもにも野菜を摂ってほしい!サラダを食べてもらいたいけど、市販のドレッシングの添加物や、味の濃さが心配というママもいるのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが自家製の手作りの自作ドレッシング。
自作ドレッシングって、味のバランスがなかなか整わなくて美味しく作るのは難しそう。と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は自作ドレッシングは、基本を押さえれば失敗しらずで、調味料を混ぜて使いたい分だけ作ることができるので、無駄がなく、飽きずにいろいろな味が楽しめるコスパの良いアイテムなんです。市販のドレッシングだと味が濃いと感じている方も、自家製なら塩分量を調整してお好みの味付けにアレンジしたり、油の種類をヘルシーオイルに変更したり、お好みで調味料の量を調整できるので、体にも優しいドレッシングを作れます。
ドレッシングの基本の作り方
酢:油=1:2 プラス 塩コショウ
そこに他の材料を加えて混ぜていくことで、フレンチ、イタリアン、和風、中華、などさまざまなタイプのドレッシングを作ることができます。
油は、サラダ油やオリーブオイルなどがあれば基本のものは作れます。ごま油があると中華ドレッシングも作れるますので、レパートリーを増やしたい方はぜひご準備ください。
今回は定番からアレンジまで、カテゴリーに分けて様々なタイプのドレッシングの作り方と、ドレッシングに合うサラダや他の食材・おかずとの活用を紹介していきます。
液体タイプドレッシング
チョレギドレッシング
ごま油 | 大さじ2 |
しょうゆ | 小さじ1 |
鶏ガラ | 小さじ1 |
すりおろしにんにく | 小さじ1/2 |
塩 | ひとつまみ |
作り方
容器に材料を入れてよく混ぜる(鶏ガラが溶けにくい場合はお湯で溶かして入れて下さい)
おすすめのサラダ
チョレギサラダや焼肉サラダなどと相性バッチリ!わかめや海藻サラダでも美味しくいただけます。
和風ドレッシング
サラダ油 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1と1/2 |
醤油 | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 小さじ1 |
すりごま | 小さじ1 |
作り方
容器に材料をすべて入れよく混ぜる
おすすめのサラダ
グリーンサラダ・トマトサラダ・大根サラダ・豆腐サラダなど。蒸し鶏や温野菜などにかけて食べるのもおすすめです。
ノンオイルレモンドレッシング
レモン果汁 | 小さじ1 |
酢 | 小さじ2 |
砂糖 | 3~4g |
塩 | 少々 |
白コショウ | お好みで |
作り方
容器に材料を入れてよく混ぜる
おすすめのサラダ
グリーンサラダ・トマトサラダ・オニオンサラダなど。焼肉の時にさっぱり野菜を食べたいときやお肉を違った味で楽しむ時におすすめです。
マヨネーズタイプドレッシング
シーザードレッシング
マヨネーズ | 大さじ2 |
牛乳 | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1 |
おろしにんにく | 2cm |
レモン汁 | 小さじ1 |
黒コショウ | 少々 |
作り方
ボウルなどの容器に材料を入れてよく混ぜる
おすすめのサラダ
シーザーサラダ、グリーンサラダ、フルーツサラダなど。洋風テイストの料理との相性が良いです。温野菜や野菜スティックに付けて食べるのも美味しいです!
マヨポンドレッシング
マヨネーズ | 大さじ1 |
ポン酢 | 大さじ2 |
作り方
容器に材料を入れてよく混ぜる
おすすめのサラダ
どんなサラダとも相性抜群です!千切りのキャベツにかけるだけでも、美味しく食べられます!
クリーミータイプドレッシング
味噌ヨーグルトドレッシング
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩コショウ | ふたつまみ |
無糖ヨーグルト | 50g |
白みそ | 大さじ1 |
作り方
容器に材料をいれてよく混ぜる
おすすめのサラダ
グリーンサラダ、根菜のサラダ、カボチャやさつまいものマッシュサラダなど。グリルした野菜やお肉にかけて食べるのもおすすめ。
白みそとヨーグルト?と驚く方もいるかもしれませんが、同じ発酵食品で相性がよいのです。ぜひ試してみてください。
サウザンドレッシング
マヨネーズ | 大さじ2 |
ケチャップ | 大さじ2 |
オリーブオイル | 大さじ1/2 |
レモン汁 | 小さじ1 |
ウスターソース | 少々 |
作り方
容器に材料を入れてよく混ぜる
お好みでピクルスや玉ねぎを刻んでいれると食感がアップします。
おすすめのサラダ
グリーンサラダなど。ゆで卵や白身魚のフリッターなどにも味のアクセントが付けられるドレッシングです。
番外編ドレッシング
カレーチーズの粉ドレッシング
カレーパウダー | 小さじ1 |
粉チーズ | 小さじ3 |
ガーリックパウダー | 少々 |
塩 | 少々 |
作り方
容器に材料を入れてよく混ぜる
おすすめのサラダ
グリーンサラダやホットサラダ、ポテトサラダにも。みずみずしい野菜になじませて食べるのも良し、から揚げなどに付けて食べるのもおすすめです。
自作のドレッシングはどのくらい日持ちする?
食べたいときに使いたい分量だけ作るのが、ベストではありますが、調理する度に毎回作るより作り置き保存したい!と思う方も多いと思います。そこで気になるのが自作ドレッシングはどのくらい日持ちするか?ということ。
・油と酢、砂糖、塩コショウなどを合わせた、シンプルなドレッシングは1か月程度
・マヨネーズを使ったタイプなどは1週間
・果汁や野菜を入れると2~3日
・乳製品(牛乳やヨーグルト)を使ったものは1~2日
が目安になります。
また、作ってからすぐに使わない場合は冷蔵庫に保管し、使う前は材料が分離していたり、固まっていることもありますのでしっかり混ぜ合わせてから使うようにすると、おいしく食べることができます。市販のドレッシングよりは、日持ちしないことが多いので、できるだけ早く使い切るよう心がけましょう。
簡単な自作ドレッシングから挑戦を!!
今回ご紹介したドレッシングのほとんどが、容器に入れて混ぜるだけの簡単に作れるものばかりでした。まずは簡単な自作ドレッシングから挑戦して、慣れてきたらすりおろしたりんごや人参、みじん切りにした玉ねぎなどを加えるなどして食感のアップするものを入れてみる。そうすることで、ドレッシングを作ることに対するハードルが下がって、いろいろなドレッシングを試してみたくなると思います。
ドレッシング作り方の基本を押さえてしまえば、市販品よりお手軽にいろいろな味を試すことができるのが、自作ドレッシングの魅力です。材料の調整をして、お好みのドレッシングを作ると、健康的なだけでなく野菜を食べることが更に楽しみになるのではないでしょうか。
混ぜるだけでできるので、親子一緒にドレッシングを作って、野菜をちぎり、サラダを完成させるのも食体験のひとつになるのでおすすめです。身近な食材で作る自作ドレッシングをぜひ試してみてください。