この住宅性能表示に関しまして、お客様から「全項目が最高等級じゃなきゃいけないんですか」とのご質問をお受けすることがよくあります。しかし、あらかじめ全項目を一様に高い等級にすることはコストアップにつながるだけでなく、等級の規定する仕様に限定されたり、性能をだすためにプランの自由度が落ちてしまうこともあります。アイフルホームは、お客様のお考えになっている家づくりや資金計画に基づき、長期的な視野から本当に必要と思われる住宅性能をご提案させていただきます。
※地域やプランにより最高等級にならない場合もあります。
性能表示の10の項目は、建築基準法に基づいてその等級が決められています。たとえば構造の安定、耐震等級が「1」は、基準法の阪神淡路大震災クラスの地震に十分耐えうるレベルを表す等級です。もし、10項目すべてが「1」であったとしても、その家は建築基準法がさだめた安全に暮らすために必要な性能を十分に充たしている家といえます。性能表示は、最高等級、最低等級という印象だけで判断するものではありません。家を建てる時に、どんな生活環境の中で、どのような暮らしをしたいのか、そのための家の性能はどうあるべきなのか、どこを重視するべきか…、性能表示は、これらを検討するための目安なのです。