理想を追求したら「キッズデザイン」の家でした
「家を建てようと具体的に行動を起こすよりも前から、新聞の折り込み広告で、とても『いいな』と思う図面を掲載しているチラシを見つけていました。主人にも内緒でそのチラシを保管していたんです」と教えてくださった奥様。
そしてそのチラシが、アイフルホームのものだったのです。その後、実際に家を建てようと決め、ハウスメーカーをいくつか訪れたSさんファミリー。
残念ながらピンとくる家は見つからなかったそうです。「モデルルームの家はあまりに現実離れしているというか…リビングが何十畳もあったり、すごく立派な書斎があったり。素敵だなとは思いますが、大人本位の目線でしか家づくりをしてない感じがして。僕も妻も『私たちが求めている家ではないね』って、同意見でした」(ご主人)。そんなとき思い出したのが、あのチラシでした。
「アイフルホームの展示場に行ってピンときましたね。暮らす人、特に子どもがいる家族のことをちゃんと考えているなと感じました」(奥様)。
ご夫妻がおっしゃるように、アイフルホームの〈セシボ〉はお子様がいるご家族が住みやすく、健やかな子育てができる家として人気のシリーズ。アイフルホームは、2008年から2012年まで5年連続(2012年8月現在)でキッズデザイン賞を受賞しました。
(キッズデザイン賞とは、経済産業省の後援を得たNPO法人キッズデザイン協議会が始めた顕彰制度で、子どもの安全・安心に貢献し、未来を拓くためのデザインや、子どもたちを産み育てやすいデザインを普及させ、子ども目線の社会を広めていこうとつくられた賞のこと)。
2階の階段脇はスペースをたっぷり取って、本棚とつくり付けのカウンターデスクを。まだ小さなお子さんたちの勉強スペースにと、ご主人のアイディアです。
ご夫妻に、ここだけは譲れない!と言う家づくりのこだわりポイントについて伺うと、「リビングの真ん中に階段を設置すること、私も働いているので家事動線が効率的なことですね」と奥様。これらはどちらも〈セシボ〉の標準設計。〈セシボ〉を気に入られた理由がここにありました。「リビング階段は子どもたちが帰宅したら必ずリビングを通ってからでないと二階に上がれません。大きくなって親を避けたくなるようなときもあるかもしれないけれど、必然的に顔を合わせることができますよね」(奥様)。
家事動線については「台所、洗面所、お風呂が直線状に並んでいるんです。だから、夕飯の支度をしながらお風呂にお湯を入れて、洗濯機を回してと、家事がスイスイとはかどります。子どもがお風呂に入っていても気配や音を感じるからとっても安心ですし」(奥様)と話してくださいました。
資格試験の勉強に忙しいご主人がかねてから希望していた、落ち着いて集中できる場所。息抜きにお気に入りのマンガを読むことも楽しみに。
ほかにも、「階段に手すりと滑り止めクッションがついていたり、壁の角が丸くなっていたり。細かいことですが、子どもたちには、家じゅうが遊び場。走り回ることもしょっちゅうだし、万が一の事故を未然に防いでくれる確率が上がりますよね」(奥様)とも。
「僕は、吹き抜け階段であることと、書斎をつくってもらうことでしたね」と話すのはご主人。「この家は、前の家より格段に広いのですが、吹き抜けのおかげで1階と2階、それぞれに家族がいてもお互いの声や足音が聞こえるんです。どの部屋にいても家族の存在を感じることは精神的に穏やかな気持ちになるし、幸せなことだなと思います。書斎は仕事でいろいろな資格を取らないといけないので、勉強するスペースがどうしても欲しくて。以前はダイニングのテーブルで家族が寝静まってから勉強していました」(ご主人)
子供に優しい家は年配の人にも優しい家だと気づきました
二つの和室のうち奥の和室は、お子さんがいることを忘れてしまうくらい落ち着いた雰囲気。戸を閉めればリビングの音もあまり気になりません。
Sさんの家はリビング脇の和室の奥に、もう一つ和室があります。「近所に僕の両親が住んでいますが、いずれ同居するかもしれない。そのために和室をもう一つつくりました。もちろん、バリアフリーの引き戸であることは絶対条件でした」(ご主人)。このように、Sさんのお宅は、開閉タイプのドアがとても少なく、ほとんどが引き戸です。
ご主人は、「リビング脇の和室の戸を開ければ、キッチンから和室で遊んでいる子どもたちが見えますし、車いすでの移動もしやすいですよね。子どものことを考えてつくるって、お年寄りのためにもいいんですよね」とも話してくださいました。お子様思いのご夫妻。ご両親の愛情を受けて育つお子様たちは、とても素直で元気のいい仲良し兄妹です。これからも優しいご両親と優しい家が二人の成長をずっと見守っていくことでしょう。
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