メーターモジュール
住宅建築に用いられる木材はほとんどが国外より輸入される木材が使用されています。その輸入される木材は”メートル単位”で入ってくるのに対し、現場で使われているサイズは”尺モジュール”という日本従来の単位が用いられてきました。尺モジュールは一間あたり約91cmという単位であるため、1mあたり約9cmをカットする作業が発生いたします。
これらの無駄な加工費・廃材処理費を生まずにそのままメートルの単位で建築するのがメーターモジュール工法です。だから広くスペースが取れる。メーターモジュールはまさに一石二鳥の工法なのです。
また、尺という単位は「関東間」「関西間」などと地域ごとの間取りが定着しているため、関東、関西、越前、四国、九州など、地域によって基準が異なっているため、それに合わせて木材をカットする必要がありました。アイフルホームでは全国を”メーターモジュール”に統一し、プレカット工場ではコンピュータ入力が簡潔になったことで作業時間の効率化も図れ、コストダウンが可能になりました。
1mあたりわずか約9cmですが、少しでも無駄な工程をなくす事により省コスト化を図ることができたのです。
●例:日本各地の畳サイズ(長辺) | |||
尺モジュール | 関東間 | 176cm | 5尺8寸 |
関西間 | 191cm | 6尺3寸 | |
広島間 | 185cm | 6尺1寸 | |
中京間 | 182cm | 6尺 | |
団地 サイズ | 170cm | 5尺6寸 | |
200cm | 6尺6寸 |